2011/12/12

ネタバレ有→「一角獣と乙女」ぎりぎりセーフ 【諸々

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閲覧&拍手(多分連打もv)、アンケートご回答ありがとうございます!

ジョゼフ・ギース、フランシス・ギースの共著「中世ヨーロッパの城の生活」「中世ヨーロッパの都市の生活」(講談社学術文庫)を読んでいるのですが、「一角獣と乙女」の設定でちょっと危ぶんでた部分がぎりぎりセーフでしたv

・個室や暖炉ができたのは中世後期とのことですが、13世紀なら「あり」でいいんじゃないかと
・挿入された騎士の訓練の絵ではちゃんと剣と楯を手にしていました

一部アウトだったところは改稿してあります。

・三圃式の前も伝統的には二圃式農業(耕作地+休耕地)だったそうなので、【3】の説明を一部改変
・ついでに【3】で「シャツ(なかったわけじゃないみたいですが英語なのでアウト)」と書いている箇所を見つけて「コット(シャツ)」に訂正

しかし最大のセーフは……ネタバレになるので追記にしまっておきます。

・豪商と貴族の境界線越えは「あり」でした!

そもそもの設定が「なし」だったらどうすんだよという話ですが(笑)

「中世ヨーロッパの都市の生活」の「結婚そして葬儀」という章には「結婚によって裕福な市民の家庭と貧乏貴族が結びつくというケースは稀ではなかった」とあり、「豪商たち」という章には「ジェノヴァの貴族の女性と結婚し、1225年にシャンパーニュ大市の監督官を務めていたシル・ドレ」という人物が出てきました。
裕福な市民は尊称シルをつけて「シル・姓または字(あざな)?」「シル・名・姓」で呼ばれたようです。だからシャルルの場合もシル・シャルル・ド・メイユールになるのかな、ふふふ。

あー、よかったよかった。ロマンス小説や大河ドラマにも結構ありえなそうな設定が出てくるのでお話として押し切って書いたのですが、トンデモ設定なんじゃないかと心配してたんです~。

あとシャルルが手伝っていたような仕事は「家令」がやっていました。領主がさぼってても家令がしっかりしていれば何とかなったと思われる業務範囲の広い職でした。
家令は「騎士の身分の人が多く」とあったので(「中世ヨーロッパの城の生活」の「城の切り盛り」の章)、逆に騎士ではないシャルルにちょうどよさそう。計算することもとてもとても多かったみたいなので得意だったと思います。

書き終わってから今更ですが、次はもっとちゃんと調べてから書きます……。でもピースv